活動記録!

11/8-9 くだもの楽園さんのリンゴ収穫

2年ぶりの山形企画で、山形県河北町の「くだもの楽園」に行ってきました。
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くだもの楽園の生稲洋平くんは、【新農業人ネットワーク山形】のメンバーとしてアースデイマーケットに出店しており、さくらんぼ、桃、リンゴ、苺と四季折々の果物と、最近はイタリア野菜の栽培も始めています。
洋平くんは元々東京生まれでイタリアンのシェフをしていたのですが、山形の食材と奥様に惚れ込み、奥様のご実家で農業を始められました。

夜行バスで東京から7時間。到着したさくらんぼ東根駅前は寒かった~
立冬を過ぎた山形は、暦どおり冬!
畑には霜が下り、川からは川霧が立ち上っていました。

宿泊場所は、奥様のご実家、仲野さんのゲストハウス。
さくらんぼ林の向かい、牛小屋、鳥小屋のお隣のログハウスで、「さくらんぼ会員」の方たちが宿泊されたり、色んなイベントに使われている場所で、気兼ねなく使わせていただけるのでありがたかったです。

午前中は、仲野家の家庭菜園でお母さんと夕飯用の青菜とカブ、アスパラ菜、里芋を収穫。
青菜(セイサイ)は、山形の郷土料理「おみ漬け」という漬物に使われる高菜の仲間。
お母さんはこれを日中干してから漬けるようにしてるそうで、軒先に並べました。
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カブはキュウリと浅漬けに。収穫したてのカブはツルツルで柔らかかった~
アスパラ菜は、菜の花のような可愛い黄色い花をつける菜花。「オータムポエム」なんて可愛い名前の品種がメジャーだそう。蝶もよってきたりして、畑に花が咲いてるのは和みます(^^)
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玉ねぎは霜が下りるとダメになってしまうので、ビニールハウスに植え替えなければならず、お母さんはいつも苦労してるそう。それで、今年はお友達のススメで籾殻をまいて保温する方法にチャレンジ。マルチシートに丸くあいた穴に籾殻をたっぷり注ぎ込んで、玉ねぎの芽を保護。うまくいきますように。
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お昼からは、山形県で新規就農を希望している方たちのツアーと合流。
老若男女10人くらいの方達が、ゲストハウスで農業について語らっている間に、
軒先では洋平くんがイタリア野菜を使って料理を始めました。
洋平くんが料理をしている姿を見るのは初めて。
手つきがやっぱりプロ!かっこいい~
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1品目は「黒鯛のカルパッチョとプンタレッラとゴルゴのサラダ添え」
プンタレッラはチコリの仲間で、ほろ苦いさがいいアクセントに。
ゴルゴはビートの仲間で紅白の渦がナルトみたい!これがあるとお料理が華やかになる~
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2品目は「イタリア野菜のピザ」
ピザ生地ももちろん洋平くんの手作り。
クルクルっと生地をまわして丸くのばし、トマトソース、モッツァレッラチーズ、野菜をのせたら石窯へ投入。
この石釜も洋平くんの手作り。ブルーのタイルと丸いドームがかわいい(^^)
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3品目は「リンゴとマスカルポーネとクリームチーズのデザートピザ」
ピザ生地のタルトのような感じ。リンゴとコアントローの香りがいい。
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この3品、私達もご相伴にあずかりましたv(^^)
こんな贅沢ありません!!どれも忘れられない美味しさでした~
これを食べられただけでも、ここへやってきた甲斐がありました。
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食後、ツアーのみなさんと一緒にリンゴ畑へ。
今は王林が旬で、フジがこれからという時期でした。

洋平くんにおいしいリンゴの見分け方を教えてもらいました!
・リンゴのお尻が開いてるのが熟している証。(上:開いてる、下:閉じてる)
・王林は表皮のつぶつぶがザラザラしてるものがよし。
・フジは茶色いひび割れのような跡があるのが甘い。でもB品と判断されてしまうので、店頭には並んでないかも。
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そのポイントを踏まえ、王林の木下でお尻をみたり、触ってみたりして各自でおいしそう!って思ったのを収穫して味見。
サクサクしてて瑞々しい~酸味が爽やか~王林てこんなだっけ?!と驚きました。
王林は収穫後すぐに味が変わってしまい、モノによっては1日でボケてしまったりもするそうなので、道理で今まで食べてたのと味が違うはず。
ホントの王林の味を知るには畑に行くしかないって事ね。

イベントタイトルは「リンゴの収穫手伝い」だったのですが、お手伝いしたのはリンゴの木下に引いてある反射シートの片付けでした。
10人くらいでやったので、あっという間に終わってしまいました。
就農を志してる方たちだけあって、みなさん手早かったです。
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みなさんとはリンゴ畑でお別れし、私達は再び仲野のお母さんのお手伝い。
今度は柿の収穫だそうで、どこへ行くのかと思いきやご近所さんの庭先へ。
他人んちの柿とっていいの?!って心配したら、ちゃんとことわってあるから大丈夫だって。ですよねー(^^;)

翌日干し柿にするので、吊るせるように枝を残してカット。
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あっという間に柿の収穫も終え、次は畑でとった里芋の親芋を使って芋団子作り。
いつもは捨ててしまってる親芋だけど、芋団子にしたらおいしいかも?!
という事でこれまた初チャレンジ。
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茹でた親芋をつぶして、そこに片栗粉を徐々に加えながら練って適当な固さにし、丸めて茹でて完成!

レシピがあるわけではなく、お母さんの経験と勘で作っちゃいました☆
茹でたてを味見☆里芋の粘りを感じるつるんとした口当たりで、荒くつぶした里芋の食感も残ってていい感じ。大成功!
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1日お母さんと一緒にいて「工夫して、試して、良くしていく」という言葉を何度も聞きました。お母さんのチャレンジ精神とバイタリティーはすごい!パワフルで圧倒されました。

夕飯は山形名物「芋煮」山形は醤油ベースで牛肉入りの芋煮!
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アスパラ菜となめこのおひたしと、芋団子にはずんだ餡をつけていただきました。
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週に1度、お豆腐やさんが売りに来たときにしか手に入らない、山形名産「秘伝豆」のお豆腐も運よくいただくことができました!
色がほんのりと青くて、豆の味が濃くて絶品☆

芋煮だけでもどんぶり1杯あったので、目はもっともっと食べたかったのですが、食べ切れませんでした~無念。。。

翌朝は、お母さんとリンゴを持って直売所へ。
到着すると、お母さんのお知り合いの方たちが野菜や果物、お花などを並べていました。
キャベツもゴボウもみんなビックサイズ!しかも安い!
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お母さんが皆さんに「東京から農業体験に来た子達よ」と紹介してくれて、コーヒーやお菓子をご馳走になったり、帰り際には野菜やお花も頂いちゃいました。

午後に行った町の文化祭でも感じたけれど、お母さん世代の方たちが活力にあふれていて、お顔が生き生きとしているのが印象的でした。町中のお母さん同士が友達なんじゃないかと思うくらい、みんな仲良くて楽しそう。
みんなで集まっては農業の事とかお料理の事とか、色んな情報交換をしてるだろうな。
いいアイデアも生まれそう(^^)

直売所のあとアグリランドという大きな産直にも連れていってもらい、またもやお買い物。
ここは農産物だけではなく加工品も売っていて、キノコの缶詰なんていう珍しいものがあったり、山形のブランド米「つや姫」の関連商品や、B級グルメにでてきそうな太い焼きそばが売ってたりと品揃えが豊富!食の宝庫でした。

また仲野家に戻って今度は干し柿作り。
昨日採った柿ともらった柿と2ケース分もあって、一部の柿は渋抜きのためにヘタを焼酎につけ、発泡スチロールの箱に入れて密封。
残りの柿は、まず皮むきから二人に頑張ってもらいました。
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柿の渋味成分は可溶性のタンニンで、寒風にさらされたり、焼酎につけられたりする事でゆっくりと不溶性のタンニンに変化し、渋味を感じなくなるそうです。
ずっと渋が甘く変化するんだと思ってましたが、渋が封じ込められた事で本来の柿の甘さを感じられるようになるという仕組みだそうです。

干し柿は、吊るすのが難しそうと思っていたのですが、お母さんの方法はすっごく簡単!
ビニールロープのよりを広げ、T字に残した枝をひっかけるだけ。
これなら誰でもやれそう~すぐにできちゃいました。
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これを軒先につるして後は待つだけ。
おいしくなりますようにー
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ちなみに二人が柿をむいている間、私は「おみ漬け」を作ってました。
材料は昨日干しておいた青菜、人参、大根、生姜、切り昆布。
青菜は1センチくらいに刻んで、人参と生姜は千切り。大根はイチョウ切りにし、塩と切り昆布を混ぜて、まずは塩だけで漬けます。
最初はしょっぱめにつけておいて、後で塩抜きしたり醤油で味付けしたりするそうで、家によって色んな作り方がある山形の郷土料理です。

お昼ごはんは、町の文化祭でお母さん達が販売している納豆餅。
1人分がお餅20個=200gだそうで、こんなに沢山~~って思ったけど、なんとか食べきりました。
テーブルに「しぼり」と手書きしてある白濁した液体の入ったペットボトルが置いてあり、なんだ?と思ったら大根の絞り汁でした。
お餅+納豆+大根の絞り汁=最高の組み合わせ~おいしかったです。
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その後、お母さんは福島の飯舘村から来た子供達とりんご狩り。
私達は帰り支度をしてお母さん待ち。
お母さんが帰ってきたら、朝から蒸していたゆべしの材料を使ってゆべしを作る予定。
だったのですがなかなか帰ってこず。。。。

出発まで1時間を切ったところでお母さんが帰宅。
間に合うのか?!と危ぶんだけど、さすがお母さん。
庭先から笹を採ってきて、ゆべしの材料をちぎって、クルミを載せてものの15分で完成!
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この日、お母さんは朝から休む間もなくスケジュールがぎっちり大忙しでした。
大変お世話になりましたm(_”_)m

今回は農作業はほんの少しで、山形のお母さんの暮らしぶりを学ぶ女3人旅といった感じでした。
お母さんはマメ!料理上手!何をするのも早い!学ぶところが多かったです。
お父さんがお母さんをベタ誉めだったのもすごく印象的でした。
当初の予定とは違ってしまったけど、農家にホームステイみたいな感じで楽しかったです(^^)

桃の収穫手伝い隊!

週末農風♪まさこです。

週末農風企画第4弾は「桃の収穫手伝い隊」!
9/4-5の1泊2日で山形新規就農ネットワークメンバーの生稲さんのはたらく「くだもの楽園(なかの農園)」」におじゃましてきました。

東京駅から約3時間。10:26に「さくらんぼ東根」駅に到着。
(駅名からして、果物のまちですよね~)
迎えに来ていただいて、車で15分ほどで「くだもの楽園」へ。
泊めていただいたログハウスはさくらんぼ畑の脇にあります。

今回の参加者は全員女性!
ガールズトークに花が咲いて、初対面同士とは思えないほど(笑)


作業までの空き時間に、夕食の芋煮の下準備で里芋やゴボウを洗って皮をむきました。

いよいよ作業開始!
がんばるぞー!!桃畑を前にやる気を見せる頼もしいガールズ!

一日目の作業はアルミシートの回収。
留め金を外して、落ち葉をバッサバッサと掃い、端からシートをたたみます。

アルミシートは太陽の光を下から反射させて、桃のおしりが色づくように敷いているのです。そろそろ収穫の時期も終わるので、シートを回収。
これが思いの外重労働!!

新規就農ネットワークメンバーの2人も参戦して作業したのであっという間に片付きましたが、みんな汗だく。
いつもは2人でされる作業だとか。大変。。


アイスを食べながら、木陰でしばし休憩。


りんご畑ではまだ青い実がたわわに実っていました。

剪定はどうやってするの?
花摘みはなんのために?
摘果するときはどうやって選別しているの?

次々と続くひとつひとつの質問に丁寧にこたえてくださいました。

あるりんごを指して、なぜこのりんごは残された(選ばれた)のか。
摘果のポイント、枝の年齢の数え方など。

いつの間にか、りんご畑が教室に。


薪の原料となる木を運んだり、洋梨をもいだり。
そうこうしているうちに夕方になって、温泉「ひなの湯」へ。

温泉で汗を流した後は、お待ちかねの交流会!
新規就農ネットワークのメンバー8人の方が来てくださいました。

次から次へとごちそうが準備されます。


炭火で焼くさんま


国産有機大豆のとうふを七輪で焼いた、贅沢な田楽。

写真がなくて残念だけれど、山形新規就農ネットワーク代表牧野さんのご自慢の枝豆、元カメラマンの田中さんの情熱がこもったトマト。そして山形の郷土料理、芋煮に舌鼓。
「毎日でも食べたい!」という声もあったほど(笑)


メインはなんといっても、生稲さんのご自慢の石窯(写真左)で焼いたピザ!!
元パン屋さんというメンバーのひとりが作ったピザ生地に、同じくメンバーの栽培するトマトを使ったソース。最強のコラボです。

最後には桃とマスカルポーネチーズ、手作りキャラメルソースのデザートピザも登場。
これがまた、絶品!
お腹いっぱい、と言いながら2枚目に手を伸ばしていました・・(笑)


ログハウスの前での交流会は大いに盛り上がりました。
おもしろ話しから、ちょっと真面目な農業の話しや苦労話など。
くだもの楽園(なかの農園)園主の仲野さんにも参加していただきました。

山形新規就農ネットワーク」は新規に農業を始めた方達で構成されています。農業を始める前は、サラリーマンだったり、料理人だったり、カメラマンだったり。。千葉、神奈川、東京など意外に関東出身の方が多いようです。

生稲さんは横浜出身で、就農4年目。以前は都内でイタリアンレストランのコックさんをされていたそうです。
山形出身の奥様と結婚された時にはむしろ田舎嫌いだったとか。
ところが野菜や果物の味に感動して、奥様のご実家「くだもの楽園」を継ぐことを決意。

おいしくて楽しい交流タイムはあっという間。

翌朝は眠たい目をこすりながら、5時半から作業。
桃の収穫です!

桃を手のひらでやさしく包み、そのまま真下にひっぱります。

「朝採り」という言葉がありますが、朝は植物がもっともみずみずしい時間帯で、さらに気温が低いので日持ちもよくなるようです。


かごがいっぱいになると、トラックのコンテナに種類ごとに丁寧に並べる。
そしてまた収穫。その作業を繰り返します。


収穫した桃はサイズをわけて袋や箱に詰めて出荷、もしくは直売所で販売されます。


赤い桃は「おどろき」という種類で、熟してもシャリシャリした食感が特徴。
となりの「黄金桃」は、なんと中まで黄色い珍しい種類!

ここまでが、文字通り朝飯前の作業。
先に直売所に行くチームと先に朝食を食べて後から直売所に行くチームと、二手に分かれました。


朝からおいしいご飯をいただきました。
目玉焼きに見えるのは、うこっけいの卵。豪華!


直売所では販売を体験しました。
東京から来たと話すと珍しがられて、周りの農家さんからバナナをいただいたりお菓子をいただいたり、とても親切にしていただきました♪

最上川と向こう岸に河北町の道の駅「ぶらっとピア」(写真左) ぶらっとピア(写真右)
おみやげを買いに、立ち寄りました。
だだ茶豆1袋200円を思わず購入。山形名産品の干し菊も、自分へのおみやげ用に♪


結局お昼までごちそうになってしまいました。
そうめんに夕顔の煮物やかぼちゃの煮つけ、ぜんまいなど。
お母さんのつくる料理がどれもおいしくて、みんな作り方を熱心に聞いていました。

奥でポーズを撮っているのは、生稲さんの長男、3歳。
お姉さんたちに囲まれて、ご満悦のようです(笑)


加工場の前で、みんなで記念撮影。

おみやげに、桃をいただきました。
独り占めするのはもったいなくて、職場に持って行ってみんなで食べたり、友人との集まりの場に持って行ったり、PRしちゃいました。

手伝い隊なだけに、「草取りでもなんでもやります!」と申し出たのですが、私達がいろいろな体験ができるようスケジュールを組んでいただいて、本当にありがたかったです。
今回一番印象に残ったのは、「知ってもらうことが一番の援農」という生稲さんの言葉。
山形のくだものや野菜のおいしさに感動して農家になることを決めた生稲さんは、山形の魅力を伝えたい、農作物の育つ現場を知ってほしい、といいます。

その気持ちをしっかりと受け止めて、たくさんの人に伝えていけるようこれからも活動していきますね。

今回参加したメンバーは、生稲さん、くだもの楽園、そして山形新規就農ネットワークの応援隊になります!
今度はりんごの時期に行こう!という話しも出ていて、スケジュールを調整中。

そろそろりんごのおいしい時期になります。
Earth Day Marketにお越しの際は、山形新規就農ネットワークのブースにお立ち寄りくださいませ☆

ご参加のみなさま、お疲れ様でした!
生稲さんをはじめ、ご家族と新規就農ネットワークのみなさま、本当にありがとうございました!!