活動記録!

2017年 田縁の会 田植え&アイガモ放鳥準備

おかげさまで年々参加者が増えていき、今年の田植えにはお子さんも含めると40人以上集いました。 一番忙しい田植えの時期に迎入れて下さったみやもと山の斎藤さんご一家に感謝です。

田植えの前には、生態系の保護活動をされているご近所の先生に、みやもと山の田んぼ周辺の生態系についてお話しをして頂きました。

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みやもと山の田んぼの水路のあたりは、絶滅危惧種に指定されている「トウキョウサンショウウオ」が生息するビオトープがあるそうです。
希少なトウキョウサンショウウオの赤ちゃんを持って来てくれました!

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トウキョウサンショウウオは両生類なので、カエルと同じように卵からかえって幼生=オタマジャクシの間は水中で暮らしています。顔の脇のピロピロしている部分がエラです。
7月頃には手足が生えてきて、林の中に入ってしまうそうで、そうなると見つけるのは難しいそうです。

田んぼに向かう途中に先生のお宅があり、外来種=ミドリガメと交雑した亀を見せてもらいました。
在来種の保護のために回収しているそうで、10匹以上飼っているそうです。
飼っていたミドリガメが捨てられて野生化したんでしょうね。。。

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先生の活動のお話をもっと聞きたいところでしたが、今回は田植えがメイン! また別の機会にお願いしたいと思います。

今年もいつもの場所で田植えが始まりました。 田植え方法を聞き、苗を手に田んぼへGO!
今年はうまく植えられるかな~~

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子供も大人も田んぼでみんないい顔してました(^^)

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田植えベテラン&チャレンジャーの皆さんは、膝まで埋まってしまう暗渠のある田んぼで田植えの手伝い。 足腰が鍛えられそうです!

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農作業の後はお昼ご飯の準備もみんなで用意します。
料理を手伝ったり、庭にテーブル&椅子をセットしたり、みんなのポットラックを縁側へズラリと並べ、用意ができたらいただきま~す(^o^)

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みやもと山さんからは、タケノコご飯やタケノコの味噌汁、タケノコの春巻きなど。 タケノコ尽くしのお料理をご用意頂きました。

みやもと山さんのタケノコは味も香りもよく、柔らかくておいしい! 春巻きは絶品でした~

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食後はみやもと山のお母さん、ふみちゃんの語り部を聞いたり、

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お父さんに鶏の卵取りをさせてもらったり。まだ温かな卵の感触に驚きの声が上がっていました。

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みやもと山さんに色々とご準備頂いたおかげで、盛りだくさんな内容でとても良いイベントになりました。しかし、さすがに40人は多すぎました。。。

みやもと山さんにもかえってご迷惑になってしまうので、次からは「30人」までとお約束しました。

 

1週間後のアイガモ放鳥イベントは、放鳥の準備作業にかなり時間がかかるため、いつもの9:50より1本早い電車の8:34に八日市場駅に集合して頂きました。
GW最終日の早朝に、皆さん遅刻せずに集まって頂き大感謝です。

みやもと山さんの庭の一角には、アイガモの雛の小屋が作られ、何十羽もの雛たちがピヨピヨと可愛い声で鳴いてました♪

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田んぼに雛を放つ前に、タヌキやアライグマに捕られないように田んぼの周りには電柵を張り、カラスや鷹などに空から狙われないように田んぼの上に防鳥糸を張ります。

すっかり忘れていたのですが、この作業には1人1つハサミが必要でした!来年は忘れないようにしないと。
田んぼに落とさないようにハサミに糸をつけて首からぶら下げ、キラキラ光る糸を田んぼの縦横に格子状に張っていきます。

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真四角に見えた田んぼも、糸を張ってみると両端の長さが異なっていて、端の方は斜めに張ったりして調整し、隙間ができないように糸を張り巡らせます。

田んぼのぬかるみの中を、苗を踏まないように縦横に歩いて糸を渡していくのは結構体力が必要で、足腰が鍛えられた感じです。 CIMG4656

暗渠のある田んぼもいくつかあり、立ち止まるとズブズブと足が沈んでしまいます。

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足が沈む前に次の1歩を踏み出せばよいのでは?!と速足で歩いていたら、見事に転んで泥だらけになってしまいました~恥ずかしいし~~ CIMG4667

ウグイスのきれいな鳴き声に励まされながら、3時間くらいかけて糸張り終了。
お腹がペコペコでしたが、その前に待望のアイガモ放鳥です!

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放たれるとすぐに仲間のところへ駆け寄っていく姿がかわいい(^^)

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来月には羽が生え変わり大人の姿に近くなってしまうので、かわいい雛の姿が見られるのはこの日限りです。
鳥や獣たちにどうか取られませんように!

この日はふみちゃんが語り部の練習で不在だったため、前日入りして別のイベントの手伝いをしてくれた方たちが、お昼のご飯やお味噌汁などの準備をしてくれて大助かりでした。
ポットラックの用意も朝が早かったので大変だったと思いますが、タケノコやワラビなど季節の食材が並びおいしく頂きました。

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みやもと山の新商品の「白みそ」が期間限定で発売だそうです。
贅沢に豆の2倍量麹が使われていてほんのり甘く、そのままディップとして野菜などにつけて食べても美味しかったです。
月末のアースデイマーケットにもお目見えすると思うのでお見逃しなく!

次は6/17(土)に草取りです。
会員さん優先で先着30名様までとさせて頂きますので、お早めにお申込み下さい。
よろしくお願い致します。

3/11-12 豊穣庵の田んぼの堀さらい

恒例の辛くて美味しいこのイベント。
毎年参加してくれる方や、果敢にも農風イベント初参加の方などで、
着々と参加者が増えていたのですが、開催日が近くなってから更に申込みが増えました。

どうやら週末農風のFacebookページで、イベント参加人数が1人だったのを心配した常連さん達が、わざわざ都合をつけて下さったそうで、13人も集まっていたので申し訳なかったです。

今回、メールなどでのお申込みが多くて、Facebookページには人数が反映されていませんでした。
逆に一人しか参加者がいないと思って参加をやめた方もいるかもしれませんよね。
参加人数が見えてしまうのも良し悪しだと思いました。

豊穣庵の渡辺さんも、Facebookページの人数を見て参加者が少ない事を心配していたお1人で、 人数をお伝えしたら張り切って3日前からビーフシチューを煮込んでいてくれました!
常連さんはこれが楽しみで参加される方がほとんどです(^^)

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那須の山々はまだ雪に覆われていましたが、この日はお天気にも恵まれて暖か。
農風メンバーと豊穣庵を活動拠点にしている大学サークルのOG4人も加わり、
田んぼの堀さらいが始まりました。

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田んぼに水を引く水路=堀にたまった泥や枯草をかき出し、水が流れるようにするこの作業は、 田植え前に必要な力仕事で、高齢化が進む農家さん達にとっては悩みの種の一つだと思います。

豊穣庵さんの堀は舗装されていない所が多く、あるところではひざ下まで泥に埋もれながら泥をかき出さなければなりません。
みんな顔まで泥だらけなりながら作業に励みました。

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重労働のあとのビーフシチューがおいしかったのは言うまでもありません。
2杯、3杯とおかわりする方が後を絶たず、大鍋に半分ほどあったビーフシチューは1/3ほどになりました。

午後からは堀さらいと丘の上の畑の片づけの2手に分かれて作業再開。
秋の収穫を終えたまま立ち枯れしたオクラやほうずきなどを引っこ抜き、
土を覆う被膜=マルチをはがしたり、支柱を抜いたりして片づけました。

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うまくいった作物もあれば、うまくいかなかった作物もあり。
今年度の振り返りをしつつ、来年度に思いをはせる時間でもありました。

皆さんの頑張りのおかげで、なんと16時前に予定していた仕事が終わってしまいました!
未だかつてない早さです。
人数が多いって素晴らしい!!

そしてタイミングの良い事に、近所に住む元宮大工の中島さんが豊穣庵に立ち寄ってくれたので、急遽、工房「槐」を見学させて頂く事になりました。
急な申し出に快く応じて下さり大感謝です。

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中島さんは伝説の宮大工西岡氏のもとで薬師寺改築にも携わり、
昔ながらの技と知識を受け継いでいるスゴ腕の大工さんなのですが、
豊穣庵さんのロケットストーブを作ってくれたり、
恐れ多い事に農風のために火おこしの道具を作ってくれたりと、その腕を惜しみなく使ってくれます。

工房は現代的な製材の機械が並ぶ建物と、伝統的な大工道具が所狭しと置かれた建物に分かれていました。
一方は無機質な作業場で、もう一方は家のような生活感のある場でした。
2つはまるで違った雰囲気で、中島さん自身も気持ちを切り替えてるんじゃないかなと思いました。

自作したという色んな大きさのカンナが2箱もあったり、

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壁に飾られた色んな形ののこぎりや

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棚には初めて見るような道具がたくさんありました。

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今ではほとんど使われなくなった木の表面を削る手斧(ちょうな)と、槍鉋(やりがんな)を使って見せてくれました。

手斧の柄は工房の名前にもなっている「槐」で、柄の曲りは槐の枝を縛ってクセをつけて調えるそうです。
昔の人は知恵と技で自然のものから道具を作っていたんですね。道具に対する愛着がわきそうです。

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槍鉋は現代のカンナができる前に使われていたカンナで、槍鉋で削った表面は水が染み込みづらいため、建築物に防水処理をしなくても木が痛みにくかったのですが、現代のカンナで削ると水が染み込んでしまうので、防水処理をしなくてはならなくなったそうです。

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このことだけではなく「便利」「簡単」「安価」と言うような目的のために、昔は技で自然と解決できていたことを、現代は科学技術を駆使してねじ伏せるようにして体裁を整えようとしているように感じました。
大事なものを失いつつあるのではないかと言う危機感を感じながら、工房を後にしました。

夕食のメインは、土手に顔を出していたフキノトウと、群馬県片品村からの差し入れのマイタケの天ぷら☆

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中島さんがまた豊穣庵へ来てくれ、ご近所の親子も交じって一緒に飲んで食べて。

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食べ終わってお布団に入ってからが寒かった~
そして翌朝も寒くて早く目が覚めてしまいました。
-7℃だったそう。
太陽が昇るとすぐに暖かになるのですが、まだ地表は冬の温度のようです。

朝、かまどに火をつけるのと平行して、焼き芋焼き機にも火を入れました。

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ご近所の方がドラム缶を加工して作ったという見た目もカッコイイこの道具。
今回はじめての使用だそうで、今後マルシェなどに焼き芋で出店できればと考えているそうです。
芋を入れたら15分おきにひっくり返すのですが、途中面倒をみるのを忘れてしまったため、焦げてしまいましたが、中までしっかり火が通っていてしっとり美味しかった~

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これも人が多い時ではないとできない、野焼きも行いました。
田んぼに残った藁を燃やして土を殺菌し、灰はまた土に戻して来年度の肥やしとなります。
私達もしっかり燻されました。

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田んぼの堀に生えているクレソンを大量に収穫してお土産に。
きれいな水が流れる場所でしか育たないクレソンは、豊穣庵ではこの一画にしか生育しません。
クレソンがいかに環境に繊細な植物かが分かります。
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たくさん頂いたので、まだ家の冷蔵庫に残ってます。
サラダに、味噌汁に、お浸しに。
あとはどうやって食べつくそうかしら。

来年度は、豊穣庵さんはジャガイモをたくさん作るそうなので、 ジャガイモ堀のお手伝いにも行こうと思ってます。
まずは、5月ころ豆の種まきに行く事になると思います! お楽しみに(^^)

12/17~18 豊穣庵の色んな豆の脱穀

豊穣庵へ行くときはいつも5時起き。
冬になると日の出前に起きなければならず、しかもこの日は凍えるような寒さで辛かった~

豊穣庵のある栃木県那須町に到着するとチラチラと雪が。
栃木弁で「ふっかけ」と言われる山から吹き飛ばされて来た雪でした。
駅よりも更に北寄りにある豊穣庵のお宅のあたりは、朝-6℃でちゃんと?雪が降ったそうで、うっすらと雪が積もっていました。

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豊穣庵のよし江さんは「寒いから今日は室内作業にしたら」と言ってくれたのですが、
今回は私を含めた参加メンバーが4人で、頑張らないと脱穀が進みません。
ここは頑張りどころ「大丈夫です!」と言い切り、前々週に収穫した豆を乾かしているビニールハウスへ。

まずは大納言小豆の脱穀から。

小豆は蔓状の茎が長い割に莢が少なく、また莢から豆が出にくいので、大豆よりも脱穀に手がかかります。
これまでの経験から、小豆は莢を集めてから豆を回収するという方法が効率がよいので、
今回もその方法で行いました。

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収穫の時から大納言小豆はイマイチだな~と思っていたのですが、
莢を集めてみるとやはり量も少ないし、カビたり虫が食ったりしているものが多く、
収量は少なそうでした。

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途中、お昼ご飯の休憩をはさみ、日が暮れるまで作業を行い、この日は莢から豆を出すところまでで終了。

唐箕(とうみ)かけまでやりたかったのですが、日が落ち始めてから暗くなるまでが早く、 あっという間に豆が闇にまぎれて見えなくなってしまいました。
農作業も自然に則ってという事ですね。

夕飯前には温泉へ。
お客さんも少なく貸し切り状態でした。
冬の夜空を見ながらの露天風呂は気持ちよかった~温泉に入れるのも楽しみの一つです。

夕飯は白菜と豚肉のミルフィーユを前回作った柚子胡椒で頂きました。
〆にはご飯を投入しておじやに。
ビールと日本酒とワインも頂いてすっかり気持ちよく、至福のひと時でした(^^)

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早寝した割にすっかり夜が明けてから起床。よく寝てしまいました(^^;)
覚悟してたよりは暖かだったけど、やはりロケットストーブの側は離れがたい。

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朝食のご飯炊きは、T君が任命され初挑戦してもらいました。
よし江さんに、かまどに火をおこすところから教えてもらい、火の番をしながら炊き上がるのを待ちます。
ふたを開けるとピカピカのごはんが!

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朝食には青さ海苔とピーナツの入ったお餅も焼いてもらい、これがまたおいしい!
豆餅はよく見るけど、炒ったピーナツもよいです。
お正月に試してみましょう! img_6396

朝食の用意をしている間に、キムチの準備も進めていました。
今季は冬野菜の収量が良くなかったので、昨年作った切り干し大根でキムチを作ります。
まず、韓国産の甘い唐辛子とアミの塩辛、ニンニクと生姜のすりおろしを混ぜた「ヤンニョム」作り。
これだけでも美味しい!
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食後、水で戻して良く絞った切干大根とリンゴの千切り、大根の葉っぱのざく切りにヤンニョムを混ぜて完成!
余ったヤンニョムは各自で持ち帰って、オリジナルキムチを作る事に。 私は白菜を下漬けして白菜キムチを作りました。お正月に食べる予定です♪img_6399

お昼ご飯までは前日の脱穀作業続きで、大納言小豆を唐箕にかけました。
唐箕は風力で豆と粉塵、木端などをより分ける昔からある道具です。

上の枡に小豆と枝や莢などが混じった状態のものを入れ、ハンドルをぐるぐると回して風を送りながら枡の下のスリットの開けると、粉塵は風で遠くに飛ばされ、比重の重い豆は手前に軽い木端は奥に分別されて下に落ちてきます。

はじめは木端がスリットに詰まってしまい、枡の中身がなかなか減らず手間取りました。

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1回かけただけでは木端が取り除けず、何度が唐箕をかけなおして小豆を集めました。
集まった小豆の半分くらいが黒っぽかったり、欠けていたり。
ここからきれいな小豆を選別するのが、春までの農閑期の仕事の一つです。

次は黒小豆を同じように莢を集めていきました。
コチラの方が一枝あたりの莢の数も多く、きれいに豆が入っているものが多そう!
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量も少なかったし、みんなの作業も手馴れてきたこともあり、お昼ご飯までに唐箕をかけるところまで終わらせました。
毎年、この作業に携わってみて思うのですが、お店に並んでいるつやつやの豆の存在が不思議でなりません。農薬とハイテクの結晶ですかな。

お昼ご飯はリクエストしていた餅つき!
今回は私も初めての自家製の干し柿が20個も入った「柿もち」を準備してくれました。
干し柿はもち米と一緒に蒸してあり、それをはじめは丹念に捏ねていきます。

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段々と干し柿の姿が消えていき米粒が一体化してきたら、よし江さんが手水をつけて餅を返してくれるのとタイミングを合わせて杵を振り上げてついていきます。
みんなで代わる代わる餅をつく、楽し気な音が豊穣庵に響きました。

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ツヤツヤで薄いオレンジ色の餅がつきあがったら、つきたてをちぎってきな粉にまぶしたり、醤油をつけて海苔を巻いたりしていただきま~す!
ほんのりとした甘さがおいしい!
伸びがよくてつるつるとお腹に入ってしまい食べ過ぎてしまいました(^^;)

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次の週末農風のイベントは、3/11~12に豊穣庵で田んぼの堀さらいを手伝います。
これをやらなきゃ田んぼが始められない、田植え前の大事な作業です。
そしてこのイベントの時には必ず作ってくれる『那須牛のビーフシチュー』
これが楽しみで参加される方も(^^)
今から予定をあけておいてくださいね~

今年も1年ありがとうございましたm(_”_)m
来年は何か新しい事にもチャレンジしていきたいと思っておりますのでまずは参加してみて下さい!
よろしくお願い致します。