活動記録!

2017年5月3-4日 北川園の新茶刈り手伝い

2017年の八十八夜は5/2で、暦の上ではちょうど茶葉の収穫時期だったのですが、北川さんの茶畑がある静岡県の金谷では、ほとんどの茶畑で収穫が始まっておらず、茶畑はまだ新芽の淡いグリーンでした。
*淡いグリーンの新芽、1芯2葉を新茶刈りでは収穫します。この部分を刈り取ると冬越えの濃い緑の葉が現れ、茶畑は濃い緑色の姿に変わります。

IMG_6689

今年は春先の朝晩の気温が低かったために、茶葉の生育が遅くなってしまったそうです。
私は暑い日が多かった印象が強いのですが、桜が満開になるのも遅かったですし、植物にとっては寒い春だったんでしょう。

茶葉を間近で観察すると昨年収穫した時の半分くらいの大きさで、これを製茶したらわずかなお茶しかできなそうです。
肥料をたくさん与えて育てている農園では、もう収穫を始めているところもあるそうですが、北川さんは無農薬・無化学肥料で育てており、収穫時期は自然任せです。

慣行農法の茶畑でも、新茶収穫時期の3週間前からは農薬散布を止めて農薬が分解されてるだろう茶葉を収穫します。
そして、収穫終了から1週間後くらいすると、農協から農薬散布OKのお達しが出るそうです。

北川さんは有機認証を取るために、慣行農法の茶畑に隣接している茶畑では高い生け垣を作り、生け垣から更に数m離して茶木を育てていますが、周囲で農薬がまかれる前に収穫を終えたいので、あんまり収穫時期を遅らせるわけにもいきません。難しいところです。

IMG_6669

今回は収穫前の茶畑の草取りをお手伝いしました。
8回目にして初めて(たぶん)訪れる茶畑でした。雑草も成長が遅いのか、それほど多くはなかったです。

IMG_6635

イノシシが茶木の周りを掘り返して大穴を空けてしまったので、そこを埋める作業も行いました。お茶の葉を食べるわけではないので、土の中のミミズでもねらったのでしょうか?かなり広範囲に荒らされていました。

IMG_6641

農作業の途中で私と料理上手な男性2人は抜けて、夕飯の準備に取り掛かりました。
千葉から車で参加してくれた2人には、来る途中の御前崎漁港で魚介類の仕入れもお願いしていてあり、買ってきて頂いたアジとトビウオをさばいてお刺身や焼き魚にしてくれました。

IMG_6649

旬の生シラスなんて珍しいものも調達してきてくれ、調理済みのマグロの煮つけと桜エビのウインナーは朝食に頂く事にしました。

夕方、作業を終えた皆さんと合流して温泉へ。
例年は道路も浴場も大混雑なのですが、今年はどちらも空いていて大助かり。
とは言え時間はかなりおしていて、北川さん宅に戻ったのは19時半近く。
炊飯器が壊れていたなんてトラブルもあり、夕飯を食べ始めたのは20時半になってしまいました。
今年はもっと早く食べ始められるかと思ったのですが申し訳なかったです。
食卓には前述の魚介類の他、北川さんが用意してくれた静岡おでんや地元の野菜のサラダなども並び、静岡尽くしなラインナップになりました。

IMG_6651

翌朝は、魚のあら汁をと思っていたのですが、ウッカリ捨ててしまいお豆腐の味噌汁に(^^;)
北川さんのお母さんが漬けてくれた10年物のす~っぱい梅干しと、北川さんの淹れてくれたお茶が、前日食べすぎ&飲みすぎてしまった胃ぶくろを労わってくれました。

IMG_6656

皆さんを見送ったあと、居残ってくれた方も一緒に片付けや掃除、昼食のお弁当作り。
前日に摘んだお茶の芽やタケノコの天ぷら、卵焼きなどを詰めこみました。

IMG_6674

この日は毎年行くワラビが茶木を覆うように茂っている茶畑の草取りです。
普段食べているのはワラビの新芽の部分で、大きくなると1mにもなってふさふさの葉が茶葉に日陰を作ってしまいます。
茶木から飛び出ているワラビを抜いて、陽があたるようにしてあげます。

IMG_6666

葉が開く前の食べられるサイズのワラビは、収穫してお土産に持ち帰って頂きました。
2日間お疲れ様でした!

IMG_6681

午後は北川さんの仲間の製茶工場を見学させて頂きました。
残念ながらこの日は全部の機械が止まっていましたが、製茶の工程を説明して頂きました。

IMG_6692

北川さんの新茶は、5/27,28のアースデイマーケットで販売されます!
今年の新茶を飲むのが楽しみです(^^)

2017年 田縁の会 田植え&アイガモ放鳥準備

おかげさまで年々参加者が増えていき、今年の田植えにはお子さんも含めると40人以上集いました。 一番忙しい田植えの時期に迎入れて下さったみやもと山の斎藤さんご一家に感謝です。

田植えの前には、生態系の保護活動をされているご近所の先生に、みやもと山の田んぼ周辺の生態系についてお話しをして頂きました。

CIMG4590

みやもと山の田んぼの水路のあたりは、絶滅危惧種に指定されている「トウキョウサンショウウオ」が生息するビオトープがあるそうです。
希少なトウキョウサンショウウオの赤ちゃんを持って来てくれました!

CIMG4592

トウキョウサンショウウオは両生類なので、カエルと同じように卵からかえって幼生=オタマジャクシの間は水中で暮らしています。顔の脇のピロピロしている部分がエラです。
7月頃には手足が生えてきて、林の中に入ってしまうそうで、そうなると見つけるのは難しいそうです。

田んぼに向かう途中に先生のお宅があり、外来種=ミドリガメと交雑した亀を見せてもらいました。
在来種の保護のために回収しているそうで、10匹以上飼っているそうです。
飼っていたミドリガメが捨てられて野生化したんでしょうね。。。

CIMG4602

先生の活動のお話をもっと聞きたいところでしたが、今回は田植えがメイン! また別の機会にお願いしたいと思います。

今年もいつもの場所で田植えが始まりました。 田植え方法を聞き、苗を手に田んぼへGO!
今年はうまく植えられるかな~~

CIMG4606 CIMG4607

子供も大人も田んぼでみんないい顔してました(^^)

CIMG4620

田植えベテラン&チャレンジャーの皆さんは、膝まで埋まってしまう暗渠のある田んぼで田植えの手伝い。 足腰が鍛えられそうです!

CIMG4622

農作業の後はお昼ご飯の準備もみんなで用意します。
料理を手伝ったり、庭にテーブル&椅子をセットしたり、みんなのポットラックを縁側へズラリと並べ、用意ができたらいただきま~す(^o^)

CIMG4627

みやもと山さんからは、タケノコご飯やタケノコの味噌汁、タケノコの春巻きなど。 タケノコ尽くしのお料理をご用意頂きました。

みやもと山さんのタケノコは味も香りもよく、柔らかくておいしい! 春巻きは絶品でした~

CIMG4626

食後はみやもと山のお母さん、ふみちゃんの語り部を聞いたり、

CIMG4630

お父さんに鶏の卵取りをさせてもらったり。まだ温かな卵の感触に驚きの声が上がっていました。

CIMG4638

みやもと山さんに色々とご準備頂いたおかげで、盛りだくさんな内容でとても良いイベントになりました。しかし、さすがに40人は多すぎました。。。

みやもと山さんにもかえってご迷惑になってしまうので、次からは「30人」までとお約束しました。

 

1週間後のアイガモ放鳥イベントは、放鳥の準備作業にかなり時間がかかるため、いつもの9:50より1本早い電車の8:34に八日市場駅に集合して頂きました。
GW最終日の早朝に、皆さん遅刻せずに集まって頂き大感謝です。

みやもと山さんの庭の一角には、アイガモの雛の小屋が作られ、何十羽もの雛たちがピヨピヨと可愛い声で鳴いてました♪

CIMG4650

田んぼに雛を放つ前に、タヌキやアライグマに捕られないように田んぼの周りには電柵を張り、カラスや鷹などに空から狙われないように田んぼの上に防鳥糸を張ります。

すっかり忘れていたのですが、この作業には1人1つハサミが必要でした!来年は忘れないようにしないと。
田んぼに落とさないようにハサミに糸をつけて首からぶら下げ、キラキラ光る糸を田んぼの縦横に格子状に張っていきます。

CIMG4652

真四角に見えた田んぼも、糸を張ってみると両端の長さが異なっていて、端の方は斜めに張ったりして調整し、隙間ができないように糸を張り巡らせます。

田んぼのぬかるみの中を、苗を踏まないように縦横に歩いて糸を渡していくのは結構体力が必要で、足腰が鍛えられた感じです。 CIMG4656

暗渠のある田んぼもいくつかあり、立ち止まるとズブズブと足が沈んでしまいます。

CIMG4662

足が沈む前に次の1歩を踏み出せばよいのでは?!と速足で歩いていたら、見事に転んで泥だらけになってしまいました~恥ずかしいし~~ CIMG4667

ウグイスのきれいな鳴き声に励まされながら、3時間くらいかけて糸張り終了。
お腹がペコペコでしたが、その前に待望のアイガモ放鳥です!

CIMG4684

放たれるとすぐに仲間のところへ駆け寄っていく姿がかわいい(^^)

CIMG4689 (2)

来月には羽が生え変わり大人の姿に近くなってしまうので、かわいい雛の姿が見られるのはこの日限りです。
鳥や獣たちにどうか取られませんように!

この日はふみちゃんが語り部の練習で不在だったため、前日入りして別のイベントの手伝いをしてくれた方たちが、お昼のご飯やお味噌汁などの準備をしてくれて大助かりでした。
ポットラックの用意も朝が早かったので大変だったと思いますが、タケノコやワラビなど季節の食材が並びおいしく頂きました。

CIMG4691

みやもと山の新商品の「白みそ」が期間限定で発売だそうです。
贅沢に豆の2倍量麹が使われていてほんのり甘く、そのままディップとして野菜などにつけて食べても美味しかったです。
月末のアースデイマーケットにもお目見えすると思うのでお見逃しなく!

次は6/17(土)に草取りです。
会員さん優先で先着30名様までとさせて頂きますので、お早めにお申込み下さい。
よろしくお願い致します。

3/11-12 豊穣庵の田んぼの堀さらい

恒例の辛くて美味しいこのイベント。
毎年参加してくれる方や、果敢にも農風イベント初参加の方などで、
着々と参加者が増えていたのですが、開催日が近くなってから更に申込みが増えました。

どうやら週末農風のFacebookページで、イベント参加人数が1人だったのを心配した常連さん達が、わざわざ都合をつけて下さったそうで、13人も集まっていたので申し訳なかったです。

今回、メールなどでのお申込みが多くて、Facebookページには人数が反映されていませんでした。
逆に一人しか参加者がいないと思って参加をやめた方もいるかもしれませんよね。
参加人数が見えてしまうのも良し悪しだと思いました。

豊穣庵の渡辺さんも、Facebookページの人数を見て参加者が少ない事を心配していたお1人で、 人数をお伝えしたら張り切って3日前からビーフシチューを煮込んでいてくれました!
常連さんはこれが楽しみで参加される方がほとんどです(^^)

IMG_6521

那須の山々はまだ雪に覆われていましたが、この日はお天気にも恵まれて暖か。
農風メンバーと豊穣庵を活動拠点にしている大学サークルのOG4人も加わり、
田んぼの堀さらいが始まりました。

IMG_6497s

IMG_6507s

田んぼに水を引く水路=堀にたまった泥や枯草をかき出し、水が流れるようにするこの作業は、 田植え前に必要な力仕事で、高齢化が進む農家さん達にとっては悩みの種の一つだと思います。

豊穣庵さんの堀は舗装されていない所が多く、あるところではひざ下まで泥に埋もれながら泥をかき出さなければなりません。
みんな顔まで泥だらけなりながら作業に励みました。

IMG_6537

重労働のあとのビーフシチューがおいしかったのは言うまでもありません。
2杯、3杯とおかわりする方が後を絶たず、大鍋に半分ほどあったビーフシチューは1/3ほどになりました。

午後からは堀さらいと丘の上の畑の片づけの2手に分かれて作業再開。
秋の収穫を終えたまま立ち枯れしたオクラやほうずきなどを引っこ抜き、
土を覆う被膜=マルチをはがしたり、支柱を抜いたりして片づけました。

IMG_6531s

うまくいった作物もあれば、うまくいかなかった作物もあり。
今年度の振り返りをしつつ、来年度に思いをはせる時間でもありました。

皆さんの頑張りのおかげで、なんと16時前に予定していた仕事が終わってしまいました!
未だかつてない早さです。
人数が多いって素晴らしい!!

そしてタイミングの良い事に、近所に住む元宮大工の中島さんが豊穣庵に立ち寄ってくれたので、急遽、工房「槐」を見学させて頂く事になりました。
急な申し出に快く応じて下さり大感謝です。

IMG_6568

中島さんは伝説の宮大工西岡氏のもとで薬師寺改築にも携わり、
昔ながらの技と知識を受け継いでいるスゴ腕の大工さんなのですが、
豊穣庵さんのロケットストーブを作ってくれたり、
恐れ多い事に農風のために火おこしの道具を作ってくれたりと、その腕を惜しみなく使ってくれます。

工房は現代的な製材の機械が並ぶ建物と、伝統的な大工道具が所狭しと置かれた建物に分かれていました。
一方は無機質な作業場で、もう一方は家のような生活感のある場でした。
2つはまるで違った雰囲気で、中島さん自身も気持ちを切り替えてるんじゃないかなと思いました。

自作したという色んな大きさのカンナが2箱もあったり、

IMG_6549

壁に飾られた色んな形ののこぎりや

IMG_6554

棚には初めて見るような道具がたくさんありました。

IMG_6553

今ではほとんど使われなくなった木の表面を削る手斧(ちょうな)と、槍鉋(やりがんな)を使って見せてくれました。

手斧の柄は工房の名前にもなっている「槐」で、柄の曲りは槐の枝を縛ってクセをつけて調えるそうです。
昔の人は知恵と技で自然のものから道具を作っていたんですね。道具に対する愛着がわきそうです。

IMG_6551s

槍鉋は現代のカンナができる前に使われていたカンナで、槍鉋で削った表面は水が染み込みづらいため、建築物に防水処理をしなくても木が痛みにくかったのですが、現代のカンナで削ると水が染み込んでしまうので、防水処理をしなくてはならなくなったそうです。

IMG_6558

このことだけではなく「便利」「簡単」「安価」と言うような目的のために、昔は技で自然と解決できていたことを、現代は科学技術を駆使してねじ伏せるようにして体裁を整えようとしているように感じました。
大事なものを失いつつあるのではないかと言う危機感を感じながら、工房を後にしました。

夕食のメインは、土手に顔を出していたフキノトウと、群馬県片品村からの差し入れのマイタケの天ぷら☆

IMG_6575

中島さんがまた豊穣庵へ来てくれ、ご近所の親子も交じって一緒に飲んで食べて。

IMG_6587

食べ終わってお布団に入ってからが寒かった~
そして翌朝も寒くて早く目が覚めてしまいました。
-7℃だったそう。
太陽が昇るとすぐに暖かになるのですが、まだ地表は冬の温度のようです。

朝、かまどに火をつけるのと平行して、焼き芋焼き機にも火を入れました。

IMG_6494 (2) IMG_6594

ご近所の方がドラム缶を加工して作ったという見た目もカッコイイこの道具。
今回はじめての使用だそうで、今後マルシェなどに焼き芋で出店できればと考えているそうです。
芋を入れたら15分おきにひっくり返すのですが、途中面倒をみるのを忘れてしまったため、焦げてしまいましたが、中までしっかり火が通っていてしっとり美味しかった~

IMG_6629 (2)

これも人が多い時ではないとできない、野焼きも行いました。
田んぼに残った藁を燃やして土を殺菌し、灰はまた土に戻して来年度の肥やしとなります。
私達もしっかり燻されました。

IMG_6605s

田んぼの堀に生えているクレソンを大量に収穫してお土産に。
きれいな水が流れる場所でしか育たないクレソンは、豊穣庵ではこの一画にしか生育しません。
クレソンがいかに環境に繊細な植物かが分かります。
IMG_6619s
たくさん頂いたので、まだ家の冷蔵庫に残ってます。
サラダに、味噌汁に、お浸しに。
あとはどうやって食べつくそうかしら。

来年度は、豊穣庵さんはジャガイモをたくさん作るそうなので、 ジャガイモ堀のお手伝いにも行こうと思ってます。
まずは、5月ころ豆の種まきに行く事になると思います! お楽しみに(^^)