暑い最中なのでこの日はお昼に集合し、まずみやもと山さんの近くにある「たけおごはん」さんでランチ。
たけおごはんさんは、みやもと山さんからは玄米や味噌、卵など。
アースデイマーケットにも出店している陽だまり農園さんなど、
近隣の有機農家さんの野菜を使った野菜定食を提供してくれます。
毎回感動してしまう美しく盛り付けられたプレート☆
たくさんの野菜を使って1品1品ていねいに作られたお惣菜を堪能しました。
食事の後は飛び入り参加のアースデイマーケットの実行委員長・冨山に、
お米農家さんの厳しい現状、毎年切り下げられるお米の買取り価格についてや、
9月に開業するアースデイマーケットのカフェについて話をしてもらいました。
大満足なランチを頂いて、まったりとした時間を過ごしてしまったのですが、
働かないと!作業から参加してくれた2家族も交えて田んぼへ向かいました。
当初の計画では田んぼからアイガモを追い出す作業を行うはずだったのですが、
今年はアイガモの成長が早く、7月中旬には稲を倒してしまうくらいの大きさになってしまいました。
そのため、7/12に有志を募ってアイガモの追い出しを行い、
この日は田んぼの上に張り巡らした鷹やカラス除けの防鳥糸を回収する作業を行いました。
田んぼの両端に向かい合い、ポールから糸をはずす人と糸を巻き取る人、 二手に分かれて作業開始。
この糸が田んぼに残っていると機械が巻き込んでしまい、故障の原因になるので残らず回収!
糸を張り巡らすためにたくさんのポールも必要。アイガモ農法を行うには、
こういった資材の準備や片づけにも手間がかかります。
子供たちは田んぼの隅の水たまりで、水生生物の観察。
アメンボやタニシ、ゲンゴロウなどなど、小さな水たまりにたくさんの生き物が棲んでいました。
イネの花が咲き、穂にたくさんの実をつけていました。
このままいけば今年も豊作間違いなし!
私達が手植えをした稲の方が、機械
で植えた稲よりも分けつ数(根元から枝分かれした茎の数)が多いとのこと。
頑張ったかいがありました(^^)
作業の後はみやもと山へ戻り、夏の風物詩☆流しそうめんの準備♪
長い竹を2本組み合わせ、水が流れるよう高さを調整するのが結構難しい。
大ざるにいっぱい盛られた素麺が流れ出すと、子供たちは次から次へとすくって食べていました。
食べるよりすくうのが楽しいんでしょうね~
あっという間にざるが空になってしまいました。
次が茹で上がるまで、縁側に並べたみんなの持ち寄りの1品と、
台所からは揚げたての夏野菜の天ぷらが届きました。
この日も色んなおかずやデザート、お蕎麦を打ってきてくれた方もいて、
蕎麦湯までおいしく頂きました♪
流し素麺を食べながら暗くなるのを待って再び田んぼへ。
街灯のない真っ暗な林を抜けると、田んぼには平家蛍がふわりふわりと飛んでいて、
じっとしていると人の体にもとまり、子供たちでも簡単に捕まえられました。
手の中でボンヤリと点滅する灯りは見ているだけで癒され、
昔から蛍が愛されているのも納得。
もっとゆっくりこの時間を楽しんでもらいたかったのですが、
電車の時間がせまり慌ただしく帰らなくて残念。
今回は1日に色々と盛り込み過ぎてしまったなと反省です。
来年はゆっくりと楽しんでもらえるようアレンジします。
稲刈りは9月の上旬になるでしょう。 楽しみにお待ちください!