活動記録!

4/12-13 武藤農園さんの春の畑の種まき+苺

東京ではもう桜が散ってしまった後だったのですが、武藤農園のある栃木県の茂木はちょうど満開!
山にも川沿いにも畑にも、こんもりしたピンクが広がり、春到来の喜びを2度味わえました(^^)

今回の武藤農園には7人が参加。畑仕事も食事作りも苺も楽しんできました♪

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茂木へは秋葉原から高速バス「関東やきものライナー」で2時間半くらい。
産直野菜などを売っている「いい里さかがわ館」で降りて、まずは食材の購入。
今は端境期で武藤さんの畑には野菜が少ないそうなので、色々買い込みました。
屋台でおやつを食べちゃったりも(*^.^*)
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到着した武藤さんちの庭は水仙が花盛り。
まずは、花の間を通ってビニールハウスの中を案内してもらいました。
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中には色々な苗ポットが置かれていて、奥にはネットのアーチがかかり、稲わらで囲われた温床がありました。
大雪で中止になってしまいましたが、2月に予定していたイベントでは、この温床を作る予定だったのです。

通気をよくするために稲で囲った箱の中へ、落ち葉や糠、わらなどを入れては水をかけ、踏み込み固めてはまた落ち葉などを足すという作業を繰り返して温床は作られます。
できてから何日かすると発酵して温かくなるそうで、この日も温床の中は45度!
触ってみるとお風呂のような温かさでした。
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この温床の上に苗箱をおき、温かさで発芽を促進させます。
色んな種類のトマトやなすの苗が育てられていました。
同じ時に種をまいたのに、苗の大きさがマチマチなのは、土の量や水やりが均一じゃないからだそう。
ちょっとした事でもこんなに差が出てしまうなんて、植物って繊細w
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お昼ご飯は味噌汁や浅漬けを作り、みんなで持ち寄ったおかずを並べていただきます!
食後には、参加者の方がもってきてくれた白イチゴのサプライズも☆
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食後は歩いて畑へ。
午後はネギの植え付けをお手伝い。

ネギの種まきは昨年の9月。
30センチくらいの苗の大きさに育つまでに8か月もかかるなんてビックリです!
V字に切った溝へ立てかけるように苗を置いていき、根の部分に土をかけ、溝に稲わらを敷いて完了。
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大きくなったら土をかけて日に当たらないようにして育てていくと、白い部分が段々と長くなっていき、
冬まで徐々に出荷できるので、宅配のお客さんが多い武藤さんにとっては都合のよい作物なんだそうです。

はじめは苗の間隔や、土の被せ具合など迷いながらやっていましたが、
慣れてくるとペースが上がり、武藤さんに2回も苗を補充してもらって沢山植えました。
これでネギの出荷には困らないでしょう~
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苗がなくなったところで本日の作業終了。
温泉に行ってスッキリしたあとは、みんなで夕飯作り♪

今回、買いすぎしまった食材や引き出しの奥に眠ってる調味料や乾物などを活用させる【サルベージ】料理を作ろうと、
参加者の皆さんに家に余ってる食材をもってきてもらいました。

それらと武藤さんの小松菜と菜花、産直で買った品々を合わせ、色々とお料理ができました。
小松菜の胡麻和、庭先で採れたこごみ、揚げ湯葉と菜花の煮物、菊芋のきんぴら、こんにゃくのピーナッツ味噌田楽、汲み上げ豆腐の奴、鴨肉のスモークとカブのサラダ、イカと大根の煮物、出汁に使ったおかかと昆布の佃煮(これがサルベージ大賞だったかも)。
〆は恒例の蕎麦打ち名人Sくんの手打ち蕎麦☆
できたての蕎麦つゆの香りが最高でした。
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いい感じでお酒がまわってきたところで武藤さんがオリジナル新曲を披露~
これまでのオリジナルソングはネガティブな内容だったけど、今回のは前向き!リズミカルな楽しい曲でした。
武藤さんの心境の変化かしら?(^^)

2曲目の前に、武藤さんが農に目覚めたきっかけを語ってくれました。

サラリーマン時代、漠然と「農業をやりたい」と思い、週末に農業の学校に通いはじめ、
その時に受けた講座がたまたま有機野菜を作る講座でした。
友達同士で学校の畑を借り、有機農法で色んな野菜を作った中で、
自分で苗から育てた芽キャベツがめちゃくちゃおいしくて「世の中にこんなおいしいものがあったんだ」と感激したそう。
その後、スーパーで買った芽キャベツを食べたら、自分の作ったものとあまりにも違う味で愕然とし、
どうせ作るならおいしい、安全な野菜を作ろうと、有機農業を本気で学び始めました。
有機農業で有名な小川町の金子さんのところで勉強していくうちに、
人それぞれの有機農業のやり方があるというところに魅力を感じ、
有機農業の世界に惹きこまれていき、脱サラをして現在に至るそうです。

武藤さんは口下手なので、これまでなかなか過去の話を聞く機会がなかったのですが、
今回お酒の力も借りてこんなステキな話を語ってくれて、この話を聞けただけでもこの企画は成功だったなと思いました。
週末農風では武藤さんの芽キャベツを全面的の応援することにしました!
乞うご期待~

翌朝もまずは朝食作りから。
厚揚げと菊芋の煮物、菜花のおひたし、サツマイモの胡麻和え、ブロッコリーとソーセージ、ぬか漬け、武藤さんちで萎びてしまいそうだったキウイと柑橘もサルベージ!
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食後は温床で育てたトマトの苗の鉢上げをお手伝い。
大玉、中玉、プチの赤と黄色の4種類を混じらないように、違う色のポットに植え替えていきます。
土は温床を更に寝かせたものに、燻炭などを入れたものを使いました。
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枯葉が土に変化するのは、理論はわかっていても不思議な感じ。ミミズや微生物の力って偉大です。
5センチ四方の小さなポットで芽を出した苗は、お隣同士でも大きさが違っていて、
小さい苗はか弱くて、植え替えるのに気を使いました。
大きくなれよ~

余った土をふるいにかけて種まきもしました。
種はとても小さくて繊細な作業なので、こういうことは女性の方が得意かも。

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昼食は「家にたくさんあって」と持ってきてくれた素麺と、手打ちそば。
今回買ったり持ってきたりした食材はほぼ使い切り、みんなよく食べました。
武藤さんとお父さんにも喜んで頂けて良かったです。

午後は、笠間で新規就農した[Kamos]さんで、炭素循環農法の畑見学といちご狩りをさせてもらいました。

炭素循環農法の畑は初めて。
畑を森の中と同じ状態にして、土の中の微生物を元気にすると、肥料がなくても農薬がなくても元気に野菜が育てられるそうです。
具体的には、畑に年に1度チップを混ぜ込むだけ。
土の中の微生物が元気であれば、チップは徐々に分解されゆっくりと野菜の養分になるそうです。
畑の両側は1mくらい溝を掘ってあり、余分な水分がないため、土の表面はサラサラに乾燥しており、
草取りをしていないというのに、ほとんど雑草が生えていませんでした。
手入れをする必要がないからと、土がみえないくらいギッシリと小松菜が育てられていたのは圧巻。
今まで見た事のない畑でした。
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畑を案内してくれたKamosoの横山くんの「僕らは微生物のお世話係なんです」という言葉がとても印象的。
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そして苺美味しかった~

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若手3人で始めたKamosさん。いつかアースデイマーケットにも出店して欲しいです。